BUSSINESS & INTERVIEW
仕事・人を知る

INTERVIEW 05

システム部 取締役 小菅俊介

医療・福祉の社会課題を、
情報システムで解決すること。
やりがいのある仕事です。

システム部の仕事内容

プロダクト開発とシステム導入業務 システム部は大きく、開発グループど導入グループに別れます。

開発グループは文字通り、プロダクト開発・改修・メンテナンスを担当します。
現場の声に耳を傾け、市場トレンド・法律改正など、マーケティング戦略を踏まえた開発に取り組みます。

導入グループは病院などの医療機関へのシステム導入を担当します。
病院の業務をよく理解すること、情報技術や自社・競合製品の深い理解、エンジニアとしての技量、そして人との円滑なコミュウニケーションを図ることなどのスキルを高め、導入先の業務課題をきちんと解決できるよう、一連のシステム導入業務をマネジメントします。

医療格差問題をきっかけにこの世界に2024年新卒学生さん&転職活動中のみなさん。
システム部執行役員の小菅です。
まずは、私のメッセージに注目いただき、ありがとうございます。

私がファーストブレスに入ったのは2003年の創業期。当時から当社のプロダクト開発に従事してきました。
地域医療連携システム「firstpass」の開発においても、発端から現在まで関わっています。

長くこの世界で活動していますが、この世界に入ったきっかけはひょんなきっかけでした。
前職でも開発エンジニアをしていたのですが、前職の退職を機に海外留学していました。
帰国後、しばらくの間、何をやろうかと考えていた所、知人から紹介されたのです。

「設立間もない会社で、開発経験者を探している」

そう聞いて、代表の小野寺と話したのが最初の出会いでした。
海外留学で少しブランクがあったため、再度、開発の仕事に就くことに不安がありましたが、当時見ていたテレビで、過疎地域の医療格差問題が紹介されていて気になっていたことや、小野寺との会話で、情報システムと地域医療の未来展望に魅力を感じたので、ファーストブレスに参加しようと思いました。
今だから言えることですが、実は、アルバイト感覚でファーストブレス参加したのですが、まさか20年も従事するとは思いませんでした(笑)
でも逆に言うと、私の心根に、この仕事をやり続けられるだけの意義も感じましたし、充実感もあったからこそ、ここまで続けているんだと思っています。

派手さはありません。しかし、私たちの日常に必要なシステムを作っています。私たちのお客様は医療機関(病院や介護・福祉機関など)です。
私たちが開発した医療機関向け業務システムはおかげさまで、全国の医療機関に採用いただいています。
「医療機関のシステム」というと、「電子カルテ」が連想されると思いますが、電子カルテ以外にも様々なシステムが稼働しています。
その中でも私たちは「地域連携センター」と呼ばれる、患者さんの診察や入院の他医療機関との調整を行う部門向けのシステムを開発しています。
システムの導入には、半年前後の期間がかかり、その期間にお客様との打ち合わせ、お客様に合わせたシステムの設定、操作説明などを行い、円滑にシステムをご利用いただける準備を行います。
そして、システム利用開始後のサポート業務も当社にて行っています。
開発・導入・サポートの一連の流れを着実に対応し、患者さんの病院受診体験のストレスを減らしたり、円滑な病院運営となるよう尽力しています。

専門的な業務システムですので、ほとんどの人に当社の名前や製品名を知られることはありませんし、仕事そのものに派手さはありませんが、病院運営に必要とされるシステムです。また、そういう仕事をやっているんだ!という自負心を持って日々の仕事に取り組んでいます。

現在の私の役割は、開発・導入・保守それぞれの部門の統括マネジメントを行っています。
導入プロジェクト進行時やサポート対応時にいただく顧客からの改善要望を受け、プロダクト改修し、顧客へ提供する、というサイクルで日々プロダクトを成長させていますが、顧客も交えてこのようなサイクルで運営できるのは「自社プロダクトの強み」だと思いますし、やりがいを感じています。
実際にお客様にシステムをご利用いただき、業務が改善された、というお話を伺うとやはり嬉しくなります。

ヘルステック分野はこれからも成長します。力を貸してください!地域医療連携分野は昨今の「医療DX」トレンドを受け、いよいよ市場拡大も活発化してきました。

創立20年を迎えた当社。創業期より「ヘルスケア分野における地域ネットワークを推進すること」を理念のひとつとして活動を続けています。
firstpassはそれを実現するプロダクトのひとつですが、その普及には紆余曲折もありました。ですが、いよいよ時代が追い付いてきたと感じています。
今後も日々プロダクトの改善を進め、医療機関も患者さんも、両者にとって、よりスマートで快適な医療体験となるよう貢献していきたいと思っています。
また、firstpassだけでなく、関連する地域連携分野に新たなプロダクトやサービスを提供し、当社の理念実現を進めていきたいと思っています。

2024年新卒学生の方、ぜひ当社に参加し、若い力を貸してください。
転職活動をされている方、ぜひあなたの知恵と力と経験を貸してください。

よろしくお願いします!

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